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厄年についてのご相談

2023.11.13

昨年のお話しですが、ちょうど昨年の今頃に入籍日についての相談を受けました。
そのお客様(A様)は、年内での入籍を希望してあるのですが、新郎となられるB様は今年は厄年だからまだ急がなくても良くないか、と言われるとのこと。
実はA様ご自身も前厄の年にあたり、気にはなったものの、『そんなことを言っていたら何年先にもなってしまう』と、説得してみたところ険悪な雰囲気になったことで、ご相談を受けました。

お二人を鑑定した所、お二人ともその年は前厄の年で、あと2年は厄年が続いてしまうタイミング。
一日も早い入籍を望まれているA様には、厄年を抜けるまで入籍を待つのはあり得ない選択でした。

『厄年』は、よく『大きな事をしたり、大きな買い物をしたらいけない。転機になるようなことは避けること』と言われます。
でも、あくまで私個人の認識ですが、そんなことはないと思っています。
確かに厄年は気をつけて生活をしないといけないとは思います。
やはり、天のしくみは良く出来ているもので、
厄年には身体を壊しやすかったり怪我をしやすかったりトラブルに巻き込まれやすかったり、
いわゆる『悪いこと』が起こりやすい3年間。
でも、決して何もしたらいけない、買ったらいけない、移動してはいけないわけではないのです。

もし、この厄年の期間中に、転勤や異動を命ぜられたら?
家電や車が壊れてしまったら?
授かり婚になってしまったら?

厄年だからと、転勤や異動を拒否しますか?
家電や車が壊れてもそのまま我慢して生活しますか?
せっかく授かった命を厄年の間籍を入れずに育てますか?

どれも究極な例かも知れません。
でも入籍だって同じ事です。

『これは私の持論だけど』と前置きをして、このお話をさせて頂いた上で、改めて鑑定をしたところ、昨年内にお二人にとてもいい日取りがあったのでその日をお伝えいたしました。
そして、年が明け節分を過ぎたら、改めて二人で神社に厄払いに行くことをおすすめしました。

その後、お二人は年内中に無事ご入籍され、現在もお幸せにされております。

急に寒くなった今日、ふとそのカップルを思い出し、ちょっと温かい気持ちになりました。